「代々守り続けてきた茅葺き屋根の面影をどこかに残したい」というご奥様の要望に応え、玄関に驚きの演出を施したS様邸。匠の技で洒落た空間を作り、ゆったりと住み心地の良い古民家に魅せられた徹底リフォーム。
城下町のノスタルジックな景観の中で、物置小屋同様に扱われていた古い家屋を、アンティークで洒落た空間の住宅に根こそぎリフォームしたのがK様邸です。昔の柱はそのまま残し、古い床の間を玄関の上がり框に使い、階段を逆向きにして2階に廊下を造るなど、斬新なアイディアで築100年の住宅をダイナミックに刷新。
主は現在6代目という歴史ある建物に、親、子、孫の3世代7人が仲良く暮らす古民家は「古い」「寒い」が悩みの種でした。新築かリフォームを考えていた頃、古民家を取り壊して新築した友人が、「解体のとき古くて立派な梁がもったいなかった」という話を聞き、古き良きものを残そうとリフォームを決めたのです。
白壁と木板が素敵な外観。平屋の四つの座敷を和と洋のLDKに、昔の職人がこだわりと梁と欄間はそのまま生かし、書院造りの仏間は柱洗浄して綺麗に再生。伝統の技を残しつつ、別棟にあった風呂を家の中に据え、収納スペースを最大限にとって、家族の笑顔あふれる総合的リフォームを施しました。